
海外ではすでに発売されていますので、RTは見送って、Pro版をと思っていた国内ユーザーには朗報となりました。
Windows 8の販売不振が漏れ伝わってくる中、マイクロソフトを救う使命を帯びて投入される「Surface Pro」。
ところで、RTとProどう違うんだっけという方に説明しましょう。
Surface RTに搭載されているのは、Windows RTというタブレットに特化したOSでした。
バッテリーが長持ちするなど、省電力のメリットはありますが、Windowsストアからしかアプリを導入できないなどの制限がありました
Surface Proはというと、Windows 8 Proが搭載されています。
これまでのWindowsパソコンと変わらず、Windows 8に対応したソフトをインストールして使えるのが一番の違いです。
その他、ビジネスユーザーにはうれしい、ドメイン参加やリモート接続にも対応するのがRTとの違いです。
もちろん、RT同様にMS Officeもインストールされています。
タッチペンは付いてくるようですが、キーボードはオプションになります。
Surface Pro版のハードウェアスペックを見てみると、
CPUはIntel Core i5
メモリ 4GB
ディスプレー 10.6インチ
重量 約907g
ディスク容量は128GBと256GBから選ぶことが出来ます。
価格は、128GBモデルが99,800円、256GBモデルが119,800円
海外では、64GB版もあるようです。
このクラウド時代ですから、大容量のディスクはいらない気がしますね。
64GBでいいから、価格をもう少し下げて欲しい感じです。

さらに、気になるのが買うのが「今でしょ!」なのかどうか。
当ブログでも書いたのですが、年末にはWindows 8.1が登場することが、ほぼ間違いないようです。
そこで気になるのが「スタートボタン」の復活問題。
「やはり必要!」との声が多いようです。となると、Windows 8の特徴ともいえるタイル状のメニュー(モダンUI)の行方は、、という件も気になってきます。
もっとも、アップグレードは可能になるのでしょうから、今から使ってもいいとは思いますが。
もうひとつ言えば、タブレット利用者が増える中、Windowsが必要なの?という話。
AndroidもiOSも、アプリが充実してきてはいますが、ビジネスやパソコンで細かな作業をしようとなると、Windows対応のソフトを選ばざるを得ないケースが多いのが現実。
まだしばらくは、Windows PCを持ってかないと不便な状況があるだろうな、と思っています。
そういう意味では、Surface Proは立派に選択肢に入ってくるでしょうね。
iOSが元気をなくし、Androidが隆盛な中、Surfaceがどこまで食い込んでくるのか注目しましょう!
マイクロソフト 製品ページ
http://www.microsoft.com/surface/ja-jp
ニュースリリース
http://www.microsoft.com/ja-jp/news/Press/2013/May13/130529_surface_pro.aspx