ここ数日、使ってみたいインターネットサービスが発表されています。注目のサービスを2つ紹介します。
マイクロソフト「
Outlook.com」
マイクロソフトが発表した、個人向けのメールサービス。
http://Outlook.comマイクロソフトは、「
Outlook.com」をHotmailと「Exchange」からの機能を備えた新しいフリーメールサービスであるとして宣伝しています。
実際には、webメールであるHotmailの進化版で、インターフェースはWindows 8で採用されているメトロに似たデザインとなっています。
マウス、キーボードだけでなくタッチパネルにも対応したデザインです。
注目なのは、Facebook、twitter、Gmail、flickr、LinkedinといったSNSと連携して使用できる点。
各SNSに登録してある友人の連絡先を共有したり、チャットをひとつのインターフェースから利用できるなど新しいSNSの使い方ができそうです。
また、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの絵文字にも対応していて、携帯に絵文字メールを送信できます。
もう一つは、SkyDriveの利用。添付ファイルなどは、自動的にSkyDriveにアップロードされ相手には、そのリンクが送信されるらしい。
ソフトウェア版のOutlookを使わなくなって久しいけれど、ちょっと使ってみたくなるサービスです。
現在は、プレビュー版で、フィードバックを得て今後正式なサービスを目指しているようです。
ITmedia 「Outlook.com」でWindows 8を先行体験 (1/3)
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1208/01/news116.htmlトレンドマイクロ「
パスワードマネージャー」
ログインしたサイトのIDとパスワードを自動で記録して、クラウドに保存するツールです。
http://www.trendmicro.co.jp/pwmanager/present/PCではブラウザーのプラグインとして提供するほか、スマートフォンやタブレットからも利用可能。
現在は、パスワードを5つまで保存可能な無償版が配布されていますが、パスワードの登録数が無制限の有料版を今秋公開予定とのことです。
料金は月額課金制で、月200円程度が見込まれています。無償版の配布は8月14日まで。
http://www.trendmicro.co.jp/pwmanager/present/以前からこういったパスワード管理ツールみたいなものはありましたが、セキュリティーの不安があって使う気になりませんでした。
しかし、最近はパスワードを入力する機会やサービスも増える一方で、とても管理しきれません。パスワードの一覧を作っているほどです。
そこからパスワードが漏洩するリスクと、「パスワードマネージャー」のようなツールから漏れるリスク、管理の手間を考えると、いっそ外に出して管理してもらうのもいいかもと思い始めています。