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2013年01月24日

【書評】『大富豪の仕事術』(マイケル・マスターソン 著 ダイレクト出版)

いくつもの会社を持つ経営者であり、ダイレクト・レスポンス・マーケティングの第一人者、スーパー起業家とも呼ばれる著者、マイケル・マスターソン氏による著作。

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マイケル・マスターソン氏が勧める、人生のゴールを定め、到達するための計画、「マスタープラン」について述べた著作です。

人にはそれぞれ、自分がどうありたいかという価値観、著者のいう「コア・バリュー」があります。

自分のコア・バリューを知り、それを元にまず7年後の自分の姿を想像します。

コアバリューに基づいた、自分となっているための目標、それがゴールとなります。

ゴールを達成することで、健康と富と幸福に満ち、成功した人生を手にする方法、それがこの本の要旨です

本書には、マイケル・マスターソン氏が経験を通じて培ってきた、ゴールを達成するための、アイデアが多く収められています。

章立てを順に見ていくと、

マスタープランの概要と、マスタープランの作り方の解説が冒頭で語られています。

次に、成功するには必須の「早起き」して、人より早く仕事を始めることの有用性。

より良い人生を送るための、判断や選択のアイデア。

成功するために、努力すべきこと。

よいメンターに出会う重要性。

成功を妨げる多くの事象と、解決方法。

などが、多くの例話とともに展開されます。

また、著者の経験をふまえた、富の蓄え方の数々のアイデアが紹介されています。

最後に、本書を振り返る形で著者によるまとめでしめくくられます。

興味深いところをいくつかあげてみます。

まず、「金、蒸気、酸という3つの選択」の話し。

成功のためには、同じことをして成功した人と同じかそれ以上働く勤勉さが必要とマスターソン氏は語っています。

しかし、時には娯楽も必要。

1日24時間から、睡眠と食事の時間、労働時間を引いた時間が娯楽として使っても良い時間となります。

娯楽の過ごし方には、以下の3種類があるといいます。

1. 極上の選択「金」
とにかく自分を改善するもの

2. 可もなく不可もない「蒸気」
自分をほとんど変えないもの

3. 害になる選択「酸」
とにかく自分をダメにするもの

娯楽の種類を分類して考えることは無かったですし、この「金、蒸気、酸」という言い方もユニークです。

時間の過ごし方が、具体的な映像として浮かぶのが素晴らしいと思いました。

自分でも、意識して時間を過ごすヒントになりそうです。


もう一点は、「なぜ読むだけの情報にお金を払うのか」という項目。

いわゆる、情報商品について書かれた箇所です。

情報の購入者には、情報中毒者と情報ユーザーがいるとしています。

情報中毒者は、情報を買うプロセスから抜け出すことができなくなっていて、情報を買うときに、最大の喜びを感じます。

一方、情報ユーザーは情報を消費して、その情報から利益を得ます。

これは、情報商品に限らず、一般の書籍などでも同様だと思います。

私自身も、買ったままの「積ん読」や、自己啓発書を次から次へと読みあさり、実践は後回しということが日常的です。

情報を消費して、マネタイズするアイデアにも触れられていて、参考になります。

その他にも、高校の落ちこぼれから、成功者へと上り詰めたマスターソン氏の学ぶことの多い経歴、

麻薬中毒者に見る成功の秘訣、

社交ダンスでリーダーシップを考えるなど、

ユニークな切り口についつい惹きつけられます。


かなりボリュームのある本で、覚悟が必要かと思いましたが、思いの他読みやすく、それでいてとても内容の濃い本です。

実際のビジネスの場でも、日々の生活の上でも、繰り返しアイデアゃヒントを与えてくれそうな良い本だと思いました。

昨年、発行する出版社内で、2番目に売れたという好評を博している本です。

会社勤めのビジネスマンにも、起業を志す方にも、読んでいただきたい一冊です。


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一般の書店では購入できませんのでご注意ください。
こちらからご覧ください。ダイレクト出版のサイトへ移動します。



同じ著者、マイケル・マスターソン氏の著書

『大富豪の起業術 上下巻』も発売中です。

こちらからご覧ください。

今ならキャンペーンで、【30日間無料お試し】実施中です。

支払いは30日後でOK。さらに、購入後60日間の返金保証付き。
(くわしくはこちらでご確認ください)

ただし、先着400名(現在の残りは94名)なので、お早めに。

開始初日で、速効で売り切れたそうで、さらに300名分が追加されました。

私はすでに買ってしまっているので、この恩恵には預かれない、、残念。

内容に自信があるからこそできる大盤振る舞いなのでしょうね!

早めにこちらからご覧ください。





posted by Ken at 07:06 | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月15日

【書評】『早起きは3億の得』(石田健 著 祥伝社)

このところ、著者 石田健氏の名前を、ネット起業家のメルマガや、書籍などで何度か目にして気になっていたところ、書店で本書を見つけて購入しました。

早起きは3億の得

大成功した、カリスマのネット起業家であるとか、SEOの大家であるとか、言われていることは知っていましたが、申し訳ないですが、石田健氏について詳しくは知りませんでした。

本書の中で、解説されていますが、本の帯に「「朝飯前」に送った1通のメールが10日で4200万円、4年で7億8000万円の売上げに!」など、刺激的な文字が躍っているので、そのあたりの手法や、方法論を期待して読み始めました。

結論から言うと、具体的に稼ぐ手法や、方法論については、ほとんど触れられていません。しかし、内容として裏切られた、と思うよりも、他に得るところが多く、読んでよかったと思える一冊でした。

では、何が書かれているのか、ということになりますが、石田健氏の毎日の生活、日課、考え方、ビジネスに対する心構えが、非常に具体的かつ、詳細に書かれています。

このあたり、成功者の書くことはだいだい相場が決まっていて、想像がつくことが多いですが、石田氏の場合はだいぶ様子が異なります。

ユニークであり、意外であり、驚きも含めて非常に面白く、参考になります。

例えば、晩酌はかかさない、それも結構な量を飲んでいるとか、趣味のゴルフを、5連チャンでやっているとか、成功者のイメージからはほど遠い話しもあります。

また、大胆に遊ぶことをすすめる話しの中では、会社に12畳の昼寝をする部屋があり、そこには国産車が買えてしまうほどの費用をかけた、海水魚用の水槽と水の濾過装置が置かれていることも披露しています。

では、石田氏はつかみ所のない、大胆で豪快な人物なのかと思いますが、本書の冒頭にある知人の証言によると「インテリジェンスとアーティストの心をもち、」などと紹介されていて、ますます分かりません。

でも、本書をとおして読むと、きっと魅力的な人物で、周りの人を引きつけ、それがビジネスの成功にもつながっているのであろうことが想像できます。

印象的なところをあげると、まず「「受け取ってはいけない」情報に注意せよ!」という話し。

この世には情報があふれていて、その情報には、必要な情報と必要でない情報、そして受け取ってはいけない情報がある、という文脈の中で語られています。

受け取ってはいけない情報とは、むしろじゃまになる情報で、整理しようとするだけムダという結論です。

たしかに生活の中で、この受け取ってはいけない情報を耳に、あるいは目にしたために、ムダな時間を取られたり、いやな気分にさせられたり、ムダに踊らされてしまったり、ムダな出費をさせられたり、などといったことが思い当たります。

情報が過多であることの弊害は、ずっと指摘されているのに解決されないのは、この「受け取ってはいけない情報」という認識が欠けているせいでは、とさえ思わされる気づきでした。

もう一点は、「ツイッターは検索エンジンを墓場に送り込むか?」という話し。検索エンジンの検索結果は、SEOなどによって、必ずしも中立的な立場ではなく、サービスの提供者側からのメッセージになっている。

一方、ツイッターなどのソーシャルメディアは、消費者の立場からのつぶやきや書き込みが多数で、ツイッターなどの検索結果こそ、リアルタイムの消費者にとって有益な情報である。

ソーシャルメディアは、今や私たちの生活にかかせないインフラとなっていて、最強の情報ツールとも言える。検索エンジンの価値を脅かす日も近い。というような論旨です。

正直なところ、最初は、えっ?今さらtwitterの話題??と思いましたが、読み進めると、確かにそうだなと腑に落ちました。

検索したところで、本当に有益な情報に巡り会うことはまれですし、SEOなどによるバイアスもどんどん強まっているように感じます。

一方、ソーシャルメディアも草創期ゆえの問題が、時々話題を集めていますが、もう引き返せないし、利用しないことは考えられないツールとなっています。

ネットの専門家である石田氏が、あえて今、指摘する意味というのは非常に深いのではないかと感じました。

その他にも、早起きのすすめ、読書のすすめなど、成功した起業家らしい内容に、多くのページが割かれています。

また、ことわざを疑う、数字よりモノ、座右の銘はマンガのセリフなど、常識にとらわれない、石田氏の思考が満載で楽しめます。

石田氏が上京し、起業し成功するまでの道のりも書かれていますので、起業をめざすための、よき道しるべになります。

何より、石田氏の毎日の生活が詳しく書かれていて、成功者の生活をイメージできることが大きな収穫でした。

独立、起業を考えている方だけでなく、会社につとめながら、これからの先行きに不安を感じている方にもねぜひ読んでいただきたい一冊です。


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※石田健氏が大成功を収める礎となった「ザクザク稼ぐメールマガジン」のパート2が発売されています。

ザクザク稼ぐメールマガジン2


ネット界のBIG4が“1億稼ぐ力”を伝授します。

年の瀬の東京で、限られた起業家だけが参加できた、シークレットセミナーがありました。

会場は速攻でソールドアウトし、オンラインでは日本中、世界中から500名が視聴しました

その4人とはあなたもよくご存知であろうネットビジネス界の巨匠4人。

菅野一勢、中村司、石田健、高浜憲一の4氏によるシークレットセミナーを特別無料公開です。

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彼らが、15年以上の起業経験、コンサルティング経験からゼロから起業し、年商1億を達成し、そしてラットレースを抜け出しビジネスオーナーになるための秘密を本気で語ったセミナー。

●1億稼ぐ方法
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●稼ぎ続けるマインドセット
●1人社長を抜け出すための仕組みづくり


起業の素晴らしさ、ビジネスの楽しさ、そして、人生でチャレンジする事の尊さまでを語った、2013年をロケットスタートさせてくれる、こちらのセミナー映像をノーカットで期間限定で無料公開します。

http://123direct.info/tracking/af/790639/AAuxFFki/




posted by Ken at 08:24 | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月17日

『日本人が知らなかったFacebook広告「超」集客法』 ブログの広告で実践してみました

『日本人が知らなかったFacebook広告「超」集客法』(ペリー・マーシャル/トマス・メローチェ 著 ダイレクト出版)の書評を以前に当ブログで書きました。

http://greenhand.seesaa.net/article/300411250.html

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その中で、「とても分かりやすく、簡単に試せるので、さっそく当ブログの広告を作ってしまったほどです。」と書きました。

今回は、その成果を披露したいと思います。

本を見ながら広告を作成したのが、11月4日(日)の19:14でした。

広告の申請と同時に、ステータスが「承認待ち」になります。

承認されたのが、11月6日の2:30ごろでした。

1回目の広告は、予算500円。期間は11月6日(火)の19:14までと、小予算、短時間で試しました。

結果、クリックが3、アクションが1、「いいね!」を1ついただきました。(なぜか反映されなかった)

2回目の広告は、11月14日(水)の朝から23:59まで。

予算が1,000円でした。

クリックが10、アクションが6、「いいね!」を5ついただきました。

2度目の広告は、「完了」のステータスになった1度目の広告の編集画面で、予算と日程を編集するだけで、すぐに広告が再表示されたようです。

なお、広告の作成の際に、価格設定でクリック単価(CPC)、インプレッション課金(CPM)を選択できますが、今回はとりあえず「いいね!」をいただきたかったのでCPCを選択しました。

入札価格を入れる項目もあったはずですが、入れたかどうか記憶がありません。

さて、通算のレポートを出してみると以下の結果でした。

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CPCが115円というのにはびびりましたが、2日に満たない中で35,198のインプレッションがあったのは、さすがFacebookです。

結果「いいね!」をいただいた訳ですし、小予算でチャレンジしてみることが目的でしたので、まあよしとしましょう。

ただ、事業ベースで広告を打つとなると、少々検討して改善していく必要があるのでしょうね。

今回は、ブログの右端に出しているtwitterのアイコンをそのまま使いましたので、このあたりもう少し目立ったものにするといいのかも。

広告記事は、ライティングがぜんぜんダメだと思いますしね。

今回は主目的ではありませんが、ブログの宣伝のはずが、Facebookページからブログに見に来ていただいたのは4件ほどでした。

でも、これに懲りず、Facebookでインサイトデータにアクセスできるという30クリックまで、今後も何度かトライしてみようと思っています。

個人ブログの広告という、なんだかよく分からないチャレンジとなりましたが、少ない予算で、期間も自由に設定できますので、ホームページやブログの宣伝に使ってみるのは面白い!という印象でした。

もちろん、事業をされている方には、YahooのPPCやGoogleのAdwordsに比べてライバルも少ないですし、まだ先行者利益を得ることができる状況のように思います。

興味のある方は、ぜひお試しください。

広告設定の詳細は、下記『日本人が知らなかったFacebook広告「超」集客法』が分かりやすくてホントにお薦めです。

今回、「いいね!」をいただいた皆様には、この場でお礼を申し上げます。ありがとうございました。


ダイレクト出版 紹介ページ
『日本人が知らなかったFacebook広告「超」集客法』
こちらから購入できます。

※一般書店では購入できませんのでご注意ください。

>> ナレ・ブロ Facebookページ
https://www.facebook.com/knowleblo


posted by Ken at 07:49 | Comment(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月05日

【書評】『日本人が知らなかったFacebook広告「超」集客法』(ぺリー・マーシャル/トマス・メローチェ 著 ダイレクト出版)

『日本人が知らなかったFacebook広告「超」集客法』(ぺリー・マーシャル/トマス・メローチェ 著 ダイレクト出版)が発売中です。

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Facebookが普及し始めたころには「どうやって使ったらいいのか分からない」という声をよく耳にしました。

しかし、あっという間にFacebookが広まった結果、今では大企業も含めてFacebookページを作成することが多くなりました。

ただし、本書で取り上げているような、Facebookの広告を取り入れて、うまく活用しているケースというのは、まだ少ないように思います。

まだまだ、Google AdwordsやYahoo!のリスティング広告などに重きをおいているのが現実ではないでしょうか。


Facebook広告って何?どう使うの?という疑問が先に立つのが現実でしょう。

「グーグル アドワーズと同じやり方をしたら、確実に失敗する!」と本の帯にもあるように、Facebook広告は新たなツールとしてとらえる必要があるようです。

本書では、Facebookの広告をGoogle Adwordsと比較する部分もありますが、異なるものとして認識する必要性がよく理解できます。

自分のビジネスが、Facebook広告に向いているかどうかのチェックリストも掲載されていますから、興味をお持ちの方は試してみるといいと思います。


本書は、Facebookの生い立ちの解説、アカウントを作るところから始まるので、Facebookにあまり関心の無かった人でも読みやすく、思い立ったらすぐに始められます。

続いて、実際に広告を作る方法も、順を追って分かりやすく解説しています。

例えば、原稿の作り方や画像を選ぶ方法、課金方式の種類と選びかた、広告の設定方法、ターゲットのしぼり方などが、非常に分かりやすく説明されています。

また、広告をリリースしたあとの運用方法、メンテナンス方法なども細かく書かれています。

もちろん、広告からランディングページへ導き、商品を売って利益を得る方法までカバーする内容です。

とても分かりやすく、簡単に試せるので、さっそく当ブログの広告を作ってしまったほどです。

ボリュームはありますが、とても読みやすい文章と構成になっていて、Facebook初心者にもお勧めします。

かく言う私も、Facebook画面に出てくる「広告作成」って何だろうか、とピンとこなかったひとり。

Facebookの上場後の株価下落の対策として、広告収入を柱と考えて動き出しているところですから、これからより有益なツールとして整えられていくのでしょう。

Facebook広告があまり知られていないこともありますが、本書の内容は新たな発見や役立つ知識に富んでいて、とても濃い内容になっています。

本書を読み通すだけで、一歩先を行く知識を得られることは間違いありません。

Facebookコンサルタントを名乗る人たちや、「Facebookで稼ぐ」というような高額情報商材を出してきた人たちには、完全にネタバレになってしまうのではと心配になるほど。

米国の事情を反映しているところは、無きにしも非ずですから、日本ですべてがあてはまるのかというと疑問がないわけではありません。

しかし米国の市場で効果が実証されているのも事実ですし、日本でこれだけの内容を網羅した本はまだ他にないと思います。

これからビジネスにFacebook広告をどう取り入れるかが、ビジネスの明暗を分けるのではないかと、明確に気づかされます。

一般企業の担当者はもちろん、ネットビジネスを志す方には、ぜひおすすめしたい一冊です。


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※一般書店では購入できませんのでご注意ください。

posted by Ken at 06:20 | Comment(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月05日

【書評】『やっぱり!「モノ」を売るな!「体験」を売れ!』 (藤村正宏・著 実業之日本社)

このところ、価格戦略に関する本を立て続けに読んだのですが、価格の前にどうやって商品に興味を持ってもらい、購入意欲をかき立てるのかと考えていたときに、目にして即買って、速攻で読み終えました。

やっぱり! 「モノ」を売るな! 「体験」を売れ!

一言でいうと実に面白い!本でした。

著者の藤村正宏氏はエクスマ(エクスペリエンス・マーケティング)を推奨し、「物を売るな、体験を売れ」と一貫して主張しています。

まず、本をめくると、実際に藤村正宏氏がコンサルタントとして関わり、明快な成果をあげてきたチラシがいくつか掲載されています。

BeforeとAfterが並べられていますが、一目瞭然。なるほど、、、と思わされます。

詳しい解説が本文の中でもされていますので、それを読んでみるとあらためて、緻密な計算にもとづいた戦略が参考になります。

数ページめくるだけでも購入した甲斐があったと実感しました。

さて、購入者に共感をいだかせて販促する、いわゆる共感マーケティングというのがありますが、藤村正宏氏の薦めるエクスマはそれに似たところがあるかなと思いました。

さらに言えば、共感マーケティングをさらにシンプルにしたものが、エクスペリエンス・マーケティングかなという感じです。

あくまでも私見ですが、共感マーケティングが戦略的に顧客の心を動かそうと試みるのに対し、エクスペリエンス・マーケティングは体験・経験をさせる仕掛けをするというのですから、心を動かすよりもハードルが低いと感じます。ちがいますかね??

本書の中では、著者がちまたにあふれる商品コピー、店頭のPOP、凋落が目に余る家電メーカーなどにダメだしをしていきます。

これが、実に当を得る指摘で小気味よいのです。まさにあるあるのオンパレードです。

反対に、著者が思わず感心して、高く評価したマーケティングのエピソードも紹介されています。

なるほど、自分も手を伸ばすだろうなと思わされる話しが多数ありました。

本書の中で、最も印象的だったのが、インターネットと実店舗の比較。

ネット販売が隆盛を極める中で、実店舗の不振が伝えられることが多いですが、実店舗だからこその強みがあると著者は主張します。

それが、体験・経験を売る!ということ。

ネット上のサイトで体験・経験を売るのに比べたら、実店舗ではコストをかけずにいくらでも方法があります。

多くの店舗で参考になるであろう事例も取り上げられていて興味をそそられました。

繰り返しになりますが、エクスペリエンス・マーケティングは敷居が低いのがいい。

本書は「売れる売り方」は実践あるのみ!というタイトルの章で閉じられるのですが、そこに「ともかくすぐやる、失敗したら変えればいい」という言葉があります。

著者の単純明快で分かりやすい文章もあり、ついつい乗せられてしまいます。

私も早速、サイト上でエクスペリエンス・マーケティングを試しました。

するとどうでしょう、すごい成果が・・・

と書きたいところですが、SEOの技量不足でまだ検索にもあがってこない。

顧客の目に届かないのでは仕方ありません。

冗談はさておき、不況と言われて久しく、デフレからは一向に抜け出せず、低価格競争にさらされている経営者のみなさんにお薦めしたい元気の出る本です。

また、消費者として商品を購入する立場の方でも、本書を読むと良い店を見つけて、楽しく買い物ができるヒントを得られると思います。

マーケティングの本というと難しそうなイメージがありますが、よい意味で裏切られる名著だと思います。



posted by Ken at 07:09 | Comment(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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