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2012年09月24日

【書評】損をしない思考法(川島和正・著 サンマーク出版)

川島和正氏の前作『なぜ、働かないで年収1億円になれたのか?』を以前に読んでいましたが、ネットで本書が出ていることを知り購入。

内容は、まさにタイトルの通りで「損をしない思考法」について書かれた本です。

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お金のこと、人間関係、男女の問題、他の人とのコミュニケーション、健康、正しい食事、メンタルのコントロール、投資、ギャンブル、ビジネスなど、多岐に渡る内容について、「こうすると損をせずに、うまくやれるよ」といった話しが、川島和正氏の経験に基づいて書かれています。

中にはユニークなものがあります。

「女優さんくらい清潔にすると得をする」

「笑われるのをいいことだと知っている人は得をしている」

何のことかと思わず引き込まれます。

ただ全体的には、奇抜な話しはなく、どれを取っても正論が展開されています。

著者は32歳と本の最初に書かれていますが、同世代か、川島和正氏より若い人たちへ向けて語られる人生訓といった印象です。

正直に言うと、30代になればどこかで見聞きしたり、社会生活の中で自然と身についたり、知識として持っているべきことが大半を占めています。

私も、「あれっ?あたりまえのことばかりだな」と思いながら読み始めました。

でも、読み進めるうちに、若くして成功し、年収1億円を達成し、自由な生活を手に入れた著者が、その経験の中から生み出した言葉であると考えたとき、そのあたりまえがとても重いものであることを感じ始めました。

ビジネスで成功をすると、例えば人間関係や健康に大きな負の反動が現れることを良く耳にします。成功の陰には、表だって見えない様々な葛藤があるものです。

それを、見事にやりすごしている著者の経験は並大抵ではないはず。その経験が背景にあるならば、どれほど重みのある言葉なのかと思います。

読み終わってみると、とても充実した内容で、あたりまえのことなのに、それができていない自分に気づかされます。

中には、真実をついた気づきを与える言葉もあり大きな収穫でした。

「あたりまえのことばかりでつまらない」と思うか、「あたりまえだけど忘れてしまうことも多いので時々読み返して確認しよう」と思うのか。

本のタイトルではありませんがねそこの思考の違いが損する人生を送るのか、得する人生を送るのかの違いなのだろうと思います。

人生このままでいいのかと迷っている、今の生活に変化がほしい、何か新しいことを始めたいと思っている方にはおすすめの一冊です。

今Amazonで買うと、さらに15の損しない思考法が手に入ります。

実は私はこちらが目当てでした・・・

特設サイト
川島和正の新刊「損をしない思考法」

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posted by Ken at 05:47 | Comment(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月23日

【書評】『儲けの9割は「値決め」で決まる!』(西田順生・著 中経出版)

最近、ネットを使った物販に関わる機会があり、価格を決める際にだいぶ苦労した。

その時にたまたま書店で目にして手に取ったのがこの本。

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私は、小売り・物販に関わることがなかったので値決めに関して素人ですが、消費者として値決めを考えたときに、ここまでやってコスト大丈夫なの?と思うことがよくあります。

たとえば、ほとんど買い物をしたことのない楽器店から、毎月封書で届くチラシ、一度だけ買い物をした雑貨店から届く、白黒で何の魅力もない案内ハガキなど。

本書『儲けの9割は「値決め」で決まる!』は、現場改善のコンサルタントを中心として活躍していた著者が、原価管理、値決めが企業内でおろそかにされている現状を目の当たりにしたのをきっかけに、収益改善のコンサルタントへと軸足を移す様が描かれています。

企業内の値決めに関わるエピソードが満載でとても興味深い内容です。

取引先に納める商品を自身の判断で買ってに値下げしてしまう社員、値決めに関わったことがないという管理職、商品が1個売れたらいくら儲かるか知らないという経営者。

ただ素人が読んでも、意外というより、ありそうな話しだなぁという印象なのは身の周りにこんな会社があふれているからでしょうか。

参考になるのは「裏の売価」というところで、スペック、サービス、数量、時間、値引き、現物などの項目ごとに値決めの解説がされています。

エピソードとともに具体的な話しが並んでいて、すぐに実践できそうな例も紹介されています。

特に、時間のところで「リードタイムをお金に換える」という話しがあるのですが、多くの気づきを得ることができました。

また、中小企業などは値引き、実質無料のサービスなどに苦しまされることが多いようですが、本書の中には経営が崖っぷちに立たされた企業が、適正な原価管理と値決めを取り戻し、その上取引先に値上げを認めさせて劇的に収益を改善したエピソードが紹介されています。

デフレが長く続く日本の中で、自社の製品に誇りを持ち、よい製品を世に広めるためには値上げもいとわずに企業活動を推進していく姿勢が、現状を打開する方法になり得るのかなと考えさせられる一冊です。

リアルなB to Bの話しですが、ネットでの物販を考えている方、ネットオークションをされている方などにも参考になると思います。

→Amazonで見る『儲けの9割は「値決め」で決まる!

値決めについてもう少し知りたいと思って手にした、こちらの本も参考になりました。感想を書いていますのでよろしければお読みください。

内容的には同じような点もありますが、米国の例だけに、ダイナミックなマーケティング論が展開されていて多くの気づきを得ました。

おすすめです。

【書評】『世界一ずる賢い価格戦略』(ダン・S・ケネディー/ジェイソン・マーズ著 ダイレクト出版)

http://greenhand.seesaa.net/article/293379012.html
posted by Ken at 07:28 | Comment(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月20日

【書評】『世界一ずる賢い価格戦略』(ダン・S・ケネディー/ジェイソン・マーズ著 ダイレクト出版)

『儲けの9割は「値決め」で決まる!』(西田順生・著 中経出版)を読んで、もう少し価格の決め方について踏み込んだ本を読みたいと思っていたところ目にしたのがこの本。

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著者は、まず、理論編として価格戦略の誤解やあやまりをあげ、商品の値下げや無料サービスの提供について考察し指摘を加えています。

その上で、正しい(有効な)無料サービスの使い方、戦略的な値下げの方法などを様々な例をあげながら解説していきます。

さらに、値上げの是非の判断とその方法にも触れています。

結論としては、価値のある高品質な商品・サービスを提供するならば、質の良い客は高価な価格でも受け入れるので、価格競争で疲弊する必要はないというもの。

そのためには、販売の戦略が必要であり、顧客に購入させるための環境も含めて整えていく必要を説いています。

さらに、実践編、サンプル編と続き、具体的かつ実践的な価格戦略が述べられています。

自ら物販を手がける著者の、細かな解説が非常に参考になります。

また、2人の著者以外にもchapterごとに豊富な経験をもつ人物が解説をしていて納得させられる点も多いです。

著者も本書の中で指摘していますが、私たちのまわりには(頼んでもいないのに)何パーセント引き、今なら無料、クーポン券が使えるなど値引き合戦があふれています。

ただそれが消費者にとって必要なものなのか、消費者が求めているものなのかと、あらためて考えさせられます。

たしかに安いのはありがたいことですが、消費者としてそれだけのためにコマーシャル戦略にのせられ続けていることに疑問を感じます。

私たち消費者は、たとえ多少値が張っても、価値のある高品質な商品・サービスを本来求めているのではないか。

逆に、消費者に向けて高品質、高価格のサービスを提供していく戦略が、ビジネスモデルとしていかに可能性があるかという点についても気づかされました。

さすがマーケティング大国の米国だけあって大胆な指摘も多く、日本人にはここまで書けないだろうなという内容ですが、思わず引き込まれる面白い本だと思います。

※一般書店では販売されていませんのでご注意ください。(下記から購入可能)

『世界一ずる賢い価格戦略』
(ダン・S・ケネディー/ジェイソン・マーズ著
ダイレクト出版

posted by Ken at 15:31 | Comment(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月16日

【書評】『コンテンツ・マーケティング入門』

20年近く、Webマーケティングに関わり、ダイレクトマーケティングを専門とする著者による本。

著者は、コンテンツの重要性を繰り返し述べていて、コンテンツをいかに有効に利用し、webに集客をしていくかについて詳細な手法が書かれています。

著者が考案した手法が、SONARコンテンツ配信モデルと呼ばれる手法。

SONARはいくつかの手段の頭文字をとったもの。

[S]
シンジケーションパートナー、コンテンツシンジケーションネットワーク

[O]
オンラインプレスリリース

[N]
ネットワーク(ソーシャル)コミュニティー、ソーシャルブックマークサイト

[A]
アーティクルディレクトリ

[R]
ブログ、フォーラム、電子掲示板への関連性のある投稿

SONARコンテンツ配信モデルを利用してコンテンツを配信し、拡散させることで、そこに記したURL等から、自らのwebへ集客していく方法を述べています。

コンテンツについては、無料であることを前提としていて、これまで身近に蓄積しているさまざまなドキュメントを再利用することを推奨しているところが特徴的です。

そのほかにも、コンテンツの配信に際してキーワードの選定、検索エンジン最適化(SEO)、ソーシャルメディアの活用法、メールによるマーケティング、アフィリエイトの手法など、参考になる話題が豊富に取り上げられています。

また、重要になるライティングに関しても、例文をあげて解説されていてとても参考になります。各サイトへの投稿、依頼メール、コンテンツのリライトなど気づかされる点も多いです。

他にも、3秒でバナーをクリックさせる方法など、実践的なTipsも多く取り上げられていて拾い読みするだけでも収穫があると思います。

文章量も多く、米国の事例があげられているので日本で具体的にどうすればいいのか類推しながら読まなければならないなど、読みこなすのはやや大変です。

ただ、web上の集客について、これほどの内容を具体例をともなって書かれている本を私は見たことがありません。

一般的な書籍としてはやや高価です。

しかし、ネット上で高値で販売されている情報商材にも匹敵する内容ですから、何十万円も出して買うならば、まずこの本をおすすめしたいところです。

一般書店では入手できないので読んでいる人は少ないと思いますが、ネット上のマーケティングに興味がある方には心おどる一冊だと思います。

「2012年度スモール・ビジネス・ブック賞」にノミネートされています。

『コンテンツ・マーケティング入門』
ウェンディ・モンテス・デ・オカ 著
ダイレクト出版
posted by Ken at 07:30 | Comment(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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